自分でできる子に育つほめ方叱り方(島村華子)

良書の紹介

僕が個人塾を続けられているのは、「生徒さんとのコミュニケーション」を一番意識しているからです。

特に数学や英文法など「教え方」が大切な場面も確かに多いです。
でも何よりもまず「コミュニケーションの取り方」が肝心です。

じゃあ、「具体的にどんなコミュニケーションの取り方をすればいいんだ?」となりますよね。

ホント自分自身が「1冊まとめようかな」と考えた時期もありました。
ですが、最近読んだ本がキレイにまとめてくれていました。

この本です。


「僕はできるだけ褒めるようにします。」
こう言うと、よく保護者様に言われます。
「先生、叱って下さい。」って。

まずそこが違います。

「褒める=叱らない」じゃない。
褒めるし、良くない点があれば叱ります。

効果的な褒め方?叱り方?

ただ褒めるにせよ、叱るにせよ、「どうやって褒めるか?」「どうやって叱るか?」が本当に大切です。

この本の最初にも書かれているのですが、

「すごい!」「頭がいい!」
のような褒め方はしません。

能力を褒めると、自分の評価が下がることを恐れて、次の挑戦をしなくなることがあるからです。

「ダメ!」「~しろ!」
のような叱り方もしません。

対立が生まれたり、自主的に行動しなくなるからです。

かけだしの頃、生徒さんの勉強を全て管理していた時期がありました。

「それはダメ!●●をしなさい!」
「できるまで終わらないよ!」

という感じです。

こんな勉強が楽しいわけありません。
生徒さんとしては、続けたくない。

生徒さんが、次のように考えるのは自然です。

わざと点を取らない 
⇒ 「先生の言う通りにやったのに、全然ダメじゃないですか。もう管理するのはやめて下さい。」

こうすれば、終わりです。

「ダメ!●●しなさい!」的な叱り方では、対立関係が生まれ、うまくいきませんでした。

お互い気持ちよく改善していくには?

じゃあ、どうすればいいのか?
答えは、「横並びになって、一緒に作戦会議」です。

「今の点数から、●点あげるために、何すればいいと思う?何かアイデアある??」

このときに大切なのは、「否定しない」「評価しない」「決めつけない」ことです。
「●●っていうことやんね?」と、とにかく相手の意見をしっかり聞き、理解する。

意見が明らかにうまくいかない場合も、「その方法じゃダメ」とはやらない。
「もし●●になった場合は、どう対処する?」のように質問します。

このように自分でアイデアを出させる。
自分で出したアイデアだから、やる気につながる。

もちろん初めから「完璧にうまくいく!」なんてことはありません。
このようなコミュニケーションを積み重ねていくうちに、少しずつ変わっていきます。

良質なコミュニケーションを習慣化するには?

そして僕たちとしては難しいのが、このようなコミュニケーションを積み重ねることです。
習慣化が難しい。

よっぽど意識していないと、つい感情的に反応してしまいそうになります。

だからこそ、この本のような「褒め方、叱り方をまとめてくれている一冊」を手元に用意しておく。
目次を載せておきます。

自分でできる子に育つほめ方叱り方の目次

ホントうまいことまとまっています。

もちろん一気に全部やるのは不可能です。
だからこそ、1日1つ「今日は●●を意識しよう!」と心がける

少しずつ自然に効果的なコミュニケーションができるようになっていきます。
そういう点でとても使いやすい一冊です。

また他にも良かった点として、

・子どもの発達段階の特徴と子どもからのメッセージが一覧にまとまっている


・具体的なシーンごとにどんなコミュニケーションになるか例示されている


・思春期になると、努力を褒めても結果が出ない場合は逆効果になりうるので、適切なフィードバックを与える

など、細かい点まで配慮されていました。
だから自信を持ってオススメです!

こんな感じで、これからも子伸ばしに少しでも役立つ情報を探し求め記録していきます。
あなたの代わりに、僕が色々試して、成功も失敗も報告していきます。

あなたは効率よく「子伸ばし」してください。
そのためにも、ブックマークして見逃さないようにして下さい。

ほなまた!

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